カットに関する質問

Ｑ.髪の悩みはカットだけで解決することはできますか？

髪がクセでまとまらなかったり、ハチや絶壁をカバーしたいといったお悩みや、動きや束感、ボリュームを出したいといったご要望も、カットの仕方を工夫したり、さまざまなカット技法を使い分ける事で、解決できる場合もあります。
カットによる補正だけで対応できそうな時は、あわせてパーマやストレートメニューをご希望でも、カットだけのご利用をおすすめする場合もあります。
逆に、髪の状態によってカットだけでは限界があるケースでは、ご希望の仕上がりやお悩みを解消する為に、パーマやストレート、カラーなどの別のアプローチが必要な場合もあります。どちらにしても、お客様の理想のヘアスタイルに、最適なアドバイスをさせて頂きます。


Ｑ.カットで動きや束感のあるヘアスタイルは可能ですか？

動きをだしたい部分に、ある程度の長さがあれば、毛束の両サイドをそいで左右の動きを作ったり、毛束の下側をそいで縦の動きや束感を出したり、といったカット技法で対応できます。
細毛やもともとの生えグセでボリュームが出にくい方、かなりの直毛の方、剛毛の方は、髪質に応じて パーマをプラスしたほうがスタイリングが楽になります。


Ｑ.毛先の傷みが気になります。カットする事で改善できますか？

傷んだ部分を少しカットだけでも、ある程度は綺麗な毛先になります。この時出来るだけ髪に負担のかからない技法でカットする事で今後の傷みの進行をある程度抑える事も出来ます。
毛先の軽いスタイルは傷みやハネが目立ちやすいので、スタイルに少し重みを出す事でも多少は落ち着かせる事もできます。
もともと髪の傷みやすい方、カラーやパーマもされている方は、カットと同時にトリートメントなどでしっかりケアする事がとても大切です。


Ｑ.カットでおでこの広さや狭さをカバーする事はできますか？

どちらのお悩みの場合でも、分け目のあいまいな深めにとった前髪がおすすめです。ななめに流す事で誰にでも似合いやすく、小顔効果を出す事もできます。


Ｑ.カットで若く見せたり、大人っぽく見せたりする事はできますか？

若々しく見せたい場合は、トップにボリュームをつくる事をおすすめします。ヘアスタイルのウエイト（重心）が上にある方が若々しく見えます。前髪をつくる事でも顔のパーツが集まって見えるので若々しいイメージになります。
逆に大人っぽく見せたい場合は、中間から下にボリュームを出す事で、ヘアスタイルのウエイトが下に落ち、大人っぽく、エレガントに見えます。ななめ前髪などで長めの前髪にするのもおすすめです。


Ｑ.髪の量がとても多いので思いっきり軽くしたいです。

次のカットに支障が無い程度なら、無理なく軽くする事ができます。ただし、あまり軽くしすぎると、その時は良くても根元が伸びてきた時に、ますます手入れがしづらくなったり、収拾がつかなくなる事もあります。

カットの毛量調整だけでは物足りないお客様は、縮毛矯正などで対応した方が良い場合もありますのでお気軽にご相談下さい。


Ｑ.クセでいつも左右対称になりません。

カットラインをあえて左右非対称にすることでも対応できます。髪を短くしたほうが動きやすいので、はねてしまう側は、あまり軽くしない事も大切です。

見た目の長さや顔回りの質感はそろえれば、ヘアスタイルとしての違和感はありません。

クセの度合いによっては、はねてしまう側に大きく内巻きにパーマをかけたり、部分的にストレートパーマを掛けたほうが良い場合もあります。


Ｑ.スタイリングが苦手なので、自分で再現できるか心配です。

ヘアスタイルの再現には、それぞれのスタイルや髪質にあった方法をしっかり把握しておくことも大切です。ご不安なお客様には、仕上げの際にできるだけわかりやすくアドバイスさせて頂きますのでご安心下さい。
また、スタイリング剤一つでも仕上がりが全く変わるので、美容師はスタイルによって最適なスタイリング剤を使い分けています。
サロンでの状態に近づけたい時は、お店での仕上げと同じスタイリング剤をお使いいただくのも近道のひとつです。


Ｑ.カットによるヘアデザインの、上手な維持の方法を教えて下さい。

特にデザイン性の高いヘアスタイルほど、再現するには日ごろのスタイリングも大切になります。上手に髪型が維持できないというお客様は、仕上げの際にお気軽にご相談下さい。実演を交えてアドバイスさせて頂きます。
また、髪が伸びるにつれて、どうしてもヘアデザインは崩れてきてしまいます。スタイリングがしづらく感じてきたら、そろそろ次のカットが必要な時期ですので、ヘアデザインや髪の伸びにあわせた定期的なカットをおすすめします。